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ジュスティーヌ.エナンの引退に思う [雑記帳]

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現在世界ランキング一位。一位のままで引退を表明した選手は今までにいない。シャラポワがもっともマークしていたはずの強力なライバル。「自分が超えなければならないハードル」とまで言わしめた選手なのである。そのエナンがもういない。まもなく全仏大会が始まるが、もうそこに彼女はいないのだ。

大きな選手ではない。167センチと小柄な体だが、強力なフットワークを生かしてパワーテニスと呼ばれる長身の強力なサーブを繰り出すライバルたちをねじ伏せ、グランドスラムでは7回の優勝経験を持つ。特に全仏のようなクレーコートでは強みを発揮していたようだ。もう男子顔負けの強力なサーブを繰り出せる長身の選手以外、女子テニスでは勝てなくなってしまうのだろうか。かつてマルチナ・ヒンギスが足を痛めたのもパワーテニスの流れに対抗するための無茶な練習が原因、とする説もあるそうだが。

物事にはすべて終わりがある。エナンのような引き際も、ある種の潔さだろうか。シャラポワもエナンを責められないと言っている。

実はこの「ボラログ」も裁判そのものは終わり、役目を果たしたのではないか、そそそろ閉め時を考えている次第だ。これまで続けるのがいいのか。一度閉めて充填期間でもおくべきなのか。もう少し考えます。


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