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テント村通信1面から 1/25ろうそくデモの報告など [その他の闘争日誌]

以下は遅ればせながらテント村通信1面の転載。1/25ろうそくデモは冬の日曜の夜という悪条件にも関わらず40名近くが集まりました。間に合わなかったが向かっていた人も加えると40を越えたはずです。ありがとうございました。(OB)

以下通信よりすべて転載

年末からガザ地区へのイスラエル軍の空爆がいきなり開始さ
れ、一月中旬からは地上戦も始まった。一月一八日の一方的「
停戦」までにガザ地区で一三〇〇名以上の人びとが死亡、その
うちの五〇〇名以上が子供という悲惨な結果を残した。戦争と
いうより、イスラエル側の一方的な虐殺行為にこれは等しい。
テント村ではこの「停戦」から一週間後に立川市内を歩くろう
そくデモを行った。「停戦」と言っても、ガザは封鎖されたま
まで、何の問題も解決していない。私たちは、引き続きイスラ
エルの蛮行を糾弾し、ガザに真の平和をもたらすために声を上
げ続けなければならない。

  ガザに平和を!ろうそくデモ


 年末の空爆開始から、都内ではイスラエル大使館前での緊急
抗議行動やデモが次々に行われた。世界的にも欧米やアラブ世
界で同様の行動が続いた。日本では、一月の連休中デモが続き
、一月一〇日の芝公園からのデモはNGOを中心に一五〇〇名
が参加、マスコミでも報道された。また、翌日は四谷地域セン
ターで小倉利丸氏や鵜飼哲氏など我々にはおなじみのコメンテ
ーターが発言する集会とデモが三〇〇名ほどで行われた。
 テント村ではこれらの行動にやや遅れながら、一月二五日に
「ガザに平和を!ろうそくデモ」を行った。


 この日は午前から三連続の行動だった。一一時から昼までは
立川駅頭でやはりガザ地区攻撃を批判する内容のビラまきを行
い、立川駐屯地でも、そのビラを申し入れ書として当直司令に
手渡してきた。
 その後、午後は静岡からきた「砂川事件の情報公開を請求す
る会」のメンバーを連れて、砂川地域や横田基地を案内した。
 この基地めぐりの後に夕方から錦中央公園で短い集会を行い
、イスラエルの攻撃を糾弾するデモを行った。参加は約四〇名
で、冬の日曜の夜という参加人数が少なくなりがちな時間帯と
しては、多かったと言える。手に手にろうそくやライト、プラ
カードを持ち、現在もガザ地域の封鎖を続けるイスラエルを糾
弾し、そのイスラエルへの支援を続ける米国オバマ政権も批判
するシュプレヒコールを上げながら、デモを行った。
 パレスチナ地域はいつまた戦闘が再開するともわからない緊
迫した状態が続いている。また、アムネスティ・インターナシ
ョナルは、ガザで現地調査を行い、イスラエル軍が、規制を求
める声が強くある白リン弾を「人口密集地で使用した証拠があ
る」とする声明を発表した。イスラエルの様々な虐殺行為に対
して、批判は高まっている。提訴各地域ごとに可能な支援や反
戦の行動を継続していこう。
 

三・七集会へ


 さて反戦ビラ弾圧救援会は、この三・七集会を最後に全活動
を停止する。現在、全記録となる総括パンフレットを作成中で
あり、集会当日には販売が出来る予定だ。
 今年の二月に弾圧から五年ということになる。早いものであ
る。いろいろな意味で大きな事件であった。立川の事件を皮切
りに、様々なビラ配布弾圧事件があちこちで起きた。
 市民団体・労働団体が日常の活動としている「ビラ配布」と
いう行為を、刑事犯罪として弾圧したこの事件で、明らかに全
国の自衛隊官舎への反戦ビラの配布は激減したはずだ。それこ
そがこの弾圧のねらいだったわけだが、まだそれを正面から跳
ね返せているわけではない。
 しかし、衝撃的な弾圧ではあったが、その反撃も権力側の予
想をこえた面があったと言える。残念ながら最高裁では敗北、
有罪が確定したものの、昨秋は国連規約人権委の最終報告の中
で一連のビラ弾圧事件への「憂慮」を引き出すのに成功した。
いろいろな形で今後も判決批判は続けていく必要がある。
 全国ツアーなど大胆な行動を可能にしたのも全国の皆さんの
カンパや激励など、物心両面の様々なご支援があればこそであ
った。改めて深くお礼申し上げたい。
 救援会は解散するが、その後この問題はテント村に引き継が
れる。こうした社会運動を抑制する不当な弾圧に対決して、運
動を継続していきたい。三・七集会へのご参加を!(交流会も
集会後に設定してあります)


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