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寒波の中をゆく 温泉めぐり・秩父~石和温泉 [雑記帳]

3/28~30と会議の合間をぬって、秩父から石和温泉への温泉ツーリングを決行した。ところが季節外れの寒波襲来で、途中三回も雪に遭遇する羽目に。もしつもったらオートバイでは行動不能に。レスキューを呼ぶことになっただろう。最終日の30日のみ一日好天。が、この日は帰るだけ。
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新木鉱泉は前に紹介したことがある秩父の鉱泉宿で、創業から180年と古い。もともとは札所めぐりのための民宿だったらしい。今も当時からの部屋が残っていて、木造二階建てだが階段のみ。屋根裏部屋もあるのだ。足が悪い人には勧められない。
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暖かいものはできるだけ暖かいうちに、という料理の原則に沿って、次々に部屋に食事が運ばれてくる(原則夕は部屋食)。このうち昨年も出たが、タマネギのクリーム煮が楽しい。素朴なんだけど、おいしいのだ。温泉ももちろん絶品。ぬるめのお湯はいつまででもつかっていられそうだ。
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いい気持ちで寝たら、翌日早朝は雪。ゲゲッとなったが、脱出方法を思案しながら雪見の露天風呂につかっているうちに、雪はやんでしまう。夜明けとともにほとんど溶けてしまったのであった。実は来る途中でも正丸峠近辺で雪に見舞われたが、何とか国道299号までたどり着いたのでホッとしていた。だが雪はまだ終わらなかった。
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この宿の近くの秩父34カ所の札所の一つである金昌寺にある子育て観音。乳房をあらわにして赤ん坊に乳を与える観音様は珍しい。何でも台座にあるカエル=ミカエルではないか、として隠れキリシタンのマリア像とする説もあるそうだ。新木鉱泉に泊まったら寄ってみよう。
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どういう状態かわからない奥秩父を避け、いったん入間方向に戻り、圏央道に。そのまま中央高速につないだまではいいが、大月近辺で再び結構な雪に遭遇。初狩PAでカッパを着たが、笹子トンネルを抜けたらいい天気に。寒いが晴れ間の出る中、無事に深雪温泉にたどり着いた。この宿の温泉も源泉掛け流し、加水なしをうたっているだけあって、なかなかいい。温泉好きの人はぜひ行ってください。
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近くの八田書院はあいにく月曜日休館。桜がもう盛りになりつつある山梨であった。桃はまだのようだった。桃の花が満開になるころの甲府盆地もなかなかいいのだ。東京の花見のピークはこれからかな。寒さが行ってしまうのはいつだろうか。


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tamara

真冬のバイクツアー?と思ったらもう3月でしたね。寒くて大変だったでしょう。良さそうな場所ですね〜。
by tamara (2010-03-30 23:05) 

solea01

異様に気温が低かったですね。最後だけは一日晴れていましたが、この時期にしては寒かったです。宿の人もこの時期に雪を見たのは初めてだと言っていました。秩父と甲府盆地は東京から距離も近く、温泉も多い。手頃なツーリング対象ですね。
by solea01 (2010-03-31 06:58) 

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