第5回たまウォーク

昨日の第5回たまウォークです。参加はウォークも映画上映会も40名くらいでしたね。冒頭館野さんのミニライブでスタート。


デモ隊列、よく見ますと左の方になにやら見慣れた顔が・・・。今日日野でライブやるんだって。



無事に一橋大前について解散、そのまま国立公民館に移動して、映画「原発の地を追われて　避難民、双葉町の記録」（2012年、56分）を上映。制作者・堀切さとみさんのお話を終わってから聞きました。


　この双葉町の人々では福島県内で避難生活をしている人もいるのですが、その人たちが見たときは「騎西高校避難所ではただで弁当もらっているのか(現在は有料）」などブーイングが起きたそうです。双葉町町長(当時）は原発周辺自治体で唯一、原発から出来るだけ遠くへ避難すべきと主張。埼玉まできてしまったわけで、この辺では除染して戻る、というほかの自治体首長と考え方が違うところがある。ですが、住民の中にはその考え方に批判的な人がいて8人の全議員による不信任にもなっていったわけです。

 結局、町長は疲れ果てて現在は交代。今の町長は中間貯蔵施設を作って、いつか町に戻るという考え方だけど、ものすごい難題を抱え込んでしまったわけです。結局、原発を受け入れその恩恵にあやかったことが間違いだったのでは？と思うわけですが、その電力を使っていたのは我々東京都民。自分たち自身の生活や生き方を反省的に総括する必要もあるわけです。その上で、どんな社会を、エネルギー政策を持っていくのか真剣に考えねばならない。

この日の人数に「少ないねえ」という声も上がっていたが、たまウォークの特徴、ウォーク＋講演や映画会と議論、のスタイルは定着してきました。この日たまたま参加した市民もいるようで、今後も継続する意義は大いにあると感じました。参加がもっと多いのに越したことはないですが。