9/6三多摩反弾圧集会 講演「ヘイトスピーチ規制と 治安管理を考える」講師 森川文人さん(弁護士) [その他の闘争日誌]
だいぶ先だけど秋の反弾圧集会のお知らせです。この講師の弁護士さんはお父さんも森川金寿さん(故人)という弁護士だったが、そちらは横浜事件再審請求裁判や横田公害訴訟の弁護団長を長らく務めた人だった。実はテント村の加藤氏らが横田で新たに公害訴訟(現在も二つの訴訟がある)起こすときにそのお父さんの方に仕事を頼みに行ったことがあるのだそうだ。結局断られたが、今またその息子さんは横浜事件の国賠訴訟を闘っている(6/30に一審で不当判決)。
なおヘイトスピーチ規制の問題は難しい。自分自身は規制法に疑問視の立場だが、過去に結論は出なかったDV規制の問題に似た面もある。この一回の講演会で結論をだすのでなく、さらに議論していきたい。
以下チラシの中身転載。
9/6三多摩反弾圧集会
講演「ヘイトスピーチ規制と 治安管理を考える」
講師 森川文人さん(弁護士)
プロフィール(ご本人のブログから抜粋) 1962年、東京・新宿で生まれたロックの労働事件、消費者事件、企業法務、刑事事件、日々こなします。さらに、弁護士登録早々、路上で、「秋の嵐」という反天皇制グループに出会い、そこから ホームレス問題と関わり97年新宿地下道から強制排除の現場には「監視弁護」として。90年代はUNTACの駐留するカンボジアに行き、極寒のハルピンの731部隊跡へ。ピースボートのメンバーと震災の神戸へ。今世紀になり弁護士会の役員(第二東京弁護士会2004年度副会長)も。2003年暮に独立してピープルズ法律事務所を同期と二人で設立。ニックネームは「御苑のベンゴシ」。
9月6日(火) 午後6時半開場 講演7時から ★資料代500円
会場 国分寺労政会館 第3会議室(3階) JR中央線・国分寺駅南口下車徒歩5分 今年も全都反弾圧闘争が9/10予定で開催されます。前段に決起集会としての意味も込め三多摩で講演学習会を開催します。ふるってご参加下さい。
この初夏川崎でヘイトスピーチを行う団体のデモ出発地点を多くの市民が取り囲み、デモを中止させました。デモそのものが大衆的抗議行動で中止に追い込まれたこと自体は素晴らしいことだと思います。
しかしちょっと待って下さい。その前に成立したヘイトスピーチ規制法は問題なかったでしょうか?諸刃の剣の怖さがこの法律にはないでしょうか?また当日警察が説得して主催者がデモを中止したと報道にはあります。公権力が介入してデモを中止させた形なら、問題が残ります。反天皇制のデモや戦争法反対国会行動で「右翼が大勢いて危険だから中止して」と警察が介入したら、言論・表現の自由への国家権力による抑圧です。こうした法規制の問題点や警察がデモに介入する問題を集会の中で考えて見たいと思います。
主催 三多摩労組争議団連絡会議
三多摩労働者法律センター
連絡先 東京都国分寺市南町2-6-7
丸山会館 2F 三多摩労法センター TEL 042-325-1371
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