立川反戦ビラ事件が高校の政経教科書に載っていました

立川反戦ビラ事件が高校の政経教科書に載っているとはね。表現の自由をめぐる「チャタレイ夫人の恋人」級の（若い人は知らないでしょうが）大事件だったというわけだ。執筆者に浦部法穂氏（法学館憲法研究所顧問）などの名前が見られる。死刑問題なども含め、解説は割にリベラルだが、彼らの努力の結果でしょう。問題は学生諸君がどう考えるか、ですけど。

コメント 4

　ええ、高校に限らず教科書はこういうことをきちんと(○○の疑いとか××という意見もあるとか多方面の意見を交えて)提示するようにしています。
　私は英語の教員ですけど、受験問題に時事問題は結構出るんですよ。「つくる会」のセンセー方も全国の受験問題は(特に英語までは)いちいちチェックはできないようで、あまり苦情は来ません。
by shira (2010-06-07 20:17) 

ほう、そうですか。どれくらいの教科書で取り上げたか、問題に出たりしているか知りたいところですね。この教科書の解説はなかなかいいと思います。
by solea01 (2010-06-07 20:44) 

良かったですね！（と言うのも何か妙ですが・・）
教科書に載るということはそれだけ重みのある事件だということが認識されたということですから。いい出版社ですね。
by tamara (2010-06-08 21:55) 

大事件だったわけだ、と改めて認識した次第でした。この解説はかなり真っ当なことを書いています。生徒諸君が、この教科書を使ってこの事件について調べ、いろいろ考えてくれればいいな、と思います。
by solea01 (2010-06-08 22:06)